
鍋屋バイテック視察で考えたこと
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2008年10月3日
おはようございます、塾長の高橋です。
■9月30日の鍋屋バイテック視察会では、突然の金田社長の登場もあり充実したものになりました。創業450年、いまも隆々と栄え続け、工場なのに女子社員4割、全員が笑顔で働くその秘密の一端を知ることができました。
今回参加してくださった塾生さんの主な感想をご紹介します。
・働く環境を良くする事で、従業員のモチベーションを上げる方法は、素晴らしく思った。その結果、素晴らしいアイディア、仕事が生まれ、会社の為になる。
・スキルアップを推奨している事は、素晴らしい。
・社長の意見は、決定権である。いかに部下に議論させ、早く決定させる事が重要。
・結果より、手順を大切にする。結論より、議論を大切にする。
・会社は、自分の楽しさを感じれる場所。
企業視察は、絵を見るように右脳に働きかけ、インスピレーションが湧き上がるようです。まさに後継社長の最高の自己研鑽です。
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■さて、高橋としては次が印象に残りました。
同行していた人事コンサルが金田社長に、
「社内を回っていると、社員の皆さんが一様に挨拶をし、マナーがしっかりしているのですが、これも先代社長からの影響ですか」
と質問を投げかけていましたが、高橋はなぜこのような「当たり前のこと」が印象に残ったのかを考えてみました。
以前読んだアルビントフラー『富の未来』の中で、
「マナーや礼儀、常識といったものは本来家庭が”コスト”を負担するべきものだが、産業資本主義社会では学校や企業が負担してきた。しかし、現代のポスト産業資本主義社会では、少なくとも企業はその”コスト”を負担することはできなくなる(競争力を喪失する)」
というような記述がありました(すみません、手元にないので少し違う表現かも知れませんが・・・)
つまり、マナーや礼儀、常識を持った社員が少なくなってきている、逆に言うと、そういう社員は「希少価値」である、と。考えようによってはすごい事実ですよね。特に中堅中小の経営者の方は「そうなんだよなあ」なんて実感されているんじゃないでしょうか。
うわべの面接テクにだまされ、こういう「当たり前だけど、すごく重要な資質」を見落としてしまった結果、仕事は出来るかもしれないが、礼儀・マナー無視の”とんでも社員”が増えているのかもしれません。
欧米のビジネス書には絶対書いていませんが、中小企業コンサルが必ず言っている「企業の業績向上は挨拶の励行から」・・・実は、けっこう深い話だと思った次第であります。
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